早くも酔っぱらい気味の僕を尻目に、
アンチムジカの演奏でライブはスタート。
楽しそうなお客さんたちを見た僕は、始
まったばかりにも関わらず、既に感無量
な気持ちに。青い海と白い砂浜をバック
に、地元でも絶大な人気を誇るとんちピ
クルスさんや大久保さん、mahosさんの
演奏で、僕の血中アルコール度数は“心に
抱えた不安”と共に上昇して行きます。
 ヤシの木の陰が徐々に長くなってきた
頃、ついに我らがスカンク兄弟の登場!
「サマータイヨー」や「ひなた彼方」な
どお馴染みのナンバーはもちろん、大久
保さんとのセッションによる「あこがれ」、
九十九里の合宿で作り上げた新曲「ちょ
っとそこのカースティーボーイ」も初披
露。衣裳選びに相当なこだわりを持つマ
ドロスは、この曲のためインドの民族衣
装を思わせる姿でひときわ異彩を放って
いました。あまりのすばらしさに、僕も
マネージャーという立場を忘れ、ずっと
終わらなければいいのにとステージに見
入っていたのです。そう、このまま終わ
らなければ、僕が出なくて済むのにと…。
 実は今回、「いいオンナ」の歌詞を紙
芝居形式で紹介するという大役をいただ
いていた僕。チンピラとの対決や空港で
の持ち物検査をかいくぐり、わざわざ福
岡まで持ち込んだ赤いビキニと水中眼鏡
は、この時のためのモノだったのです。
ついに運命の曲が始まり、勢いよくステ
ージに飛び出したのですが、股間のムダ
毛も一緒に飛び出すアクシデント。慌て
て持っていた紙芝居で股間を隠したので
すが、客席からはまるで全裸の様に見え
てしまい、得意の「火に油」をここでも
披露してしまったのです。緊張のあまり、
曲が終わる前に紙芝居を使い切ってしま
った僕。最後はヤケクソで踊りだし、だ
んだんと気持ち良くなってきてしまった
のですが、それを観た客席の方々は、さ
ぞかし気持ち悪かったことでしょう…。
              続く…。
スカンク兄弟への
手紙もコチラまで
〜第25回〜
「ノコノコロック'09 〜ライブ前編〜」
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