危険人物の影響があったのか無かった
のか、飛行機は予定より少し遅れて福岡
空港へ到着。前日から福岡入りしていた
スカンクたちと合流し、会場となる能古
島に向かいました。到着した僕の最初の
仕事は舞台の飾り付け。今回のイベント
は準備からメンバーも全員参加しており、
ケンケンのカレー班、モジャとオレ様の
音響班、そして、マドロスを中心に結成
された美術班の3班から構成されており、
僕たち美術班は舞台の看板を制作し、東
京から持ち込んでいたのです。
 船着き場から数分、ビーチに到着する
とそこには覆い茂るヤシの木と、砂浜で
テントやタープを張ってビーチバレーを
楽しむ水着の外人たち…。まるで海外に
あるローカルビーチの様なロケーション
に、ライブへの楽しみがいっそう膨らみ
ます。作業中はスカンクたちから、ドリ
ルで脅されたり舞台から落とされそうに
なったりと、様々な虐待を受けていた僕。
脚立に乗って水着のギャルに夢中になっ
ていると、オレ様がぼくのズボンを引き
ずり降ろし始めたのですが、股間に張っ
ていた別の“テント”が引っかかり、大
事な部分を晒さずに済んだのでした…。
 舞台の準備をひととおり終え、カレー
班の待つ作業場に向かった僕らだったの
ですが、現場の忙しさとケンケンが加わ
ったおかげで、スカンクたちの僕に対す
る扱いは激化の一途をたどります。一人
ひとりだと優しい彼らは、集合すると突
然、悪魔に変貌。できれば個々でお会い
したいのですが、バンドである以上それ
は無理な願いに過ぎないのです。
 結局、カレーを作り終えホテルに戻っ
たのは深夜2時。明日の本番に備え、例
の赤いパンツをはいて個人練習(詳細は
のちほど)をしていたのですが、うっか
り衣裳を着たまま寝てしまい、朝方、目
が覚めると再び真っ赤なテントを張って
いたことは、ココだけの秘密です。続く。 
スカンク兄弟への
手紙もコチラまで
〜第23回〜
「ノコノコロック'09 〜準備編〜」
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